世の中ね、顔かお金かなのよ!

ブログタイトルはこんな(回文)ですが、恋愛や人生の指南はしません(できません)。砺波湊の短歌メインなブログです。

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千原こはぎさんによる企画・編集の「Re:短歌」に参加しました。
51組102名による「返歌」、計408首が詰まっています。
DLは→こちらへ。

わたくし砺波湊は、笛地静恵さんと「架空世界のBL相聞歌」(p.15)を作ってみたのですが、
その経緯と返歌の記録をしておきたいと思います。


――ある夏の日。
ツイッターを眺めていたら、お知り合いが「ネット上の企画で返歌をやってるところ♪」と楽しそうなツイートをしていました。

ふーん、返歌ねー…ちょっと羨ましいな…でも、友達いないしな…(この時点で誰からも誘われてないワケだし…)と思うわたし。
でも、ちょっと検索するくらい…これは皆の募集文を読んで「アハハ-」とかするだけだし…と、
「#(ハッシュタグ)返歌短歌集お相手募集」で検索してみました。
すると、とあるツイートが目に留まりました。

「61歳。男性。SM小説家。こんなわたくしでも、組んでいいという方は、いらっしゃいますでしょうか。」

なんか、すごいインパクトのあるツイートが見つかりましたけど…。

これが、返歌・相聞・しかもBL短歌に初挑戦するきっかけになったのです!

(全文です。 ↓ 長いです。)
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千原こはぎさんによる企画・編集の「Re:短歌」に参加しました。
51組102名による「返歌」、計408首が詰まっています。
DLは→こちらへ。

わたくし砺波湊は、笛地静恵さんと「架空世界のBL相聞歌」を作ってみました。(p.15)
自作についてはさておき、ここでは面白かった一連をいくつかご紹介します。

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ずっとblogを放ったらかしていたんですが、やっぱりまとまった作品として挙げておこうかな、と。
2014年(平成26年)の1月に受賞した作品です。

>同人1・2欄所属者対象。未発表新作30首公募(第46回までは20首公募)。
>毎年8月下旬頃締切、翌年1月号誌上発表。選考は編集委員会。
>ただし直近3年間の受賞者は応募できない。
http://www.tankajin.com/prize.html
(短歌人・公式サイトより↑)

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第59回短歌人賞 受賞作 「出航」 砺波湊


垂直に一枚の空 窓ガラス張りめぐらせたビルと向き合う

サングラス鼻に載せたら視界には引き寄せられる夕暮れの色

うたた寝の乗客と午後のひかり積み都バスは王子駅前目指す

励ます会って政治家みたい 飲み会のメールで同期の入院を知る

静止ののちにかるく崩れてあやとりの箒は知らぬ落ち葉鳴る音

米の炊ける匂いが満ちてあっちではサザエさんたちもご飯食べてる

ほっそりとした身体寄せ合い万能と名のついたこと恥じらう葱は

サンダルの先より覗く指先もわたしのものだ爪青く塗る

壊れかけた鎖みたいにゆるく手を繋いだ二人と信号を待つ

表面張力ひかりにもありオレンジの灯火ありて窓は膨らむ (ルビ:灯火=ともしび)

羽のごと湯気はためかせやってくるウエイトレスは天使の仲間

酔うたびに煙草を吸わせたがる人の眼鏡の細き銀色の弦

えー宴もたけなわですが<飲み放題>メニューをわたくし暗記しました

花束の隣に一一〇分過ごし唐突に酸い香りたちくる

安心の仕草にあらず「まだどこも痛くないのに」なでおろす胸

彼女とわたしは異なる強さで考える「十年後だって生きてるつもり」

いい歌だよと告げてより歌うカラオケに合わせてマラカス揺らしていたり

読みかけの手紙は持って帰れずに朝焼けのなか夢から戻る

髪の鳴るかすかな音すドライヤーの風音消して手櫛とおせば

目標は枯木立なりマスカラのブラシでまつ毛を幾度もこすり

「抗がん剤打つと船酔いみたいなの」件名:出航とうメール来て

添付画像はカツラの写真「戻ったら髪型かぶる(笑)。謝っとくね。」

揺れながら空に近づく観覧車 あのじれったさまだ覚えてる

マンション完成予想図どれも快晴で笑顔あり洗濯物はなし

目と指が、指から「頑張って」の文字が今日は遠くて絵文字を増やす

教えてもらった抜け道に咲いた花のこと 専務が小指の骨折ったこと

電車に乗るのが大イベントの子どもからこぼれるときに笑顔は粒子

今すぐだって旅は始まる読み方のわからぬ駅まで乗ると決めたら

のぼり坂に向かい風きて自転車を押す前世の愛馬みたいに

立っているだけで美しい不可思議さ黄に染まりゆく銀杏見ており

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他人の痛みを安全なところから勝手に歌にして評価をもらったことは、
三年経った今でも(←えっ、そんなに…)モヤッとしたものが残っています。
それでもこれは、確かに2013年の夏のわたしの姿だったと思います。
(まだスマホが普及してなかったからLINEじゃなくメールだし・笑)
これからも、わたしはわたしとわたしの世界を言葉にしていくのだろうと思います。
この記事を書くために短歌を打っていて、いい歌だと自画自賛してましたo(^▽^)o
「歌合ってなに?」という方は、まずはこちらの記事→ からどうぞ!


東チーム

百万の雨受けとめて土道にレインコートが森色を増す(中村成志)

V.S.

西チーム

みどり色の一升瓶のうちがわがわずかに灯る冬の夜となる(黒崎聡美)



両チームの推薦文、勝敗は「続きを読む」をどうぞ。
(全文を読む前に、ご自身で感想や勝敗を考えておかれると面白いと思います!)






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東チーム

大名古屋ビルヂングのあの屋上でビールとおまへと一番星と (太田宣子)

V.S.

西チーム

葛の葉にカーブミラーは囲まれて 真下にゆけばとおくを映す (やすたけまり)



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(全文を読む前に、ご自身で感想や勝敗を考えておかれると面白いと思います!)






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